izumitoです。
今回は、”二人目不妊”の経験談を書いて行きます。
私の場合には”二人目不妊の原因になってしまったかもしれない”ある、きっかけがありました。
そのきっかけと、不妊治療の内容について書いていこうと思います。
実体験を元にして書いています。
あくまでも私の事例なので、温かい目で見ていただけたら嬉しいです。
二人目不妊発覚までの経緯
一人目出産後、育休を経て職場復帰したので、二人目はすぐには考えませんでした。
そして、上の子が5歳の頃。
そうだ!ダイエットしよう!!
この時のダイエットの内容がこちら。
・炭水化物は基本、食べない
(炭水化物を食べると後悔)
・夜ご飯を食べない時もある
(食べなかった自分が誇らしい)
・食べるものが偏っている
(サラダ豆に納豆、ヨーグルトで栄養満点と思っている)
上の子がいた為、運動は自宅で軽く行いながら、食事制限を厳しくしていました。
この事が、体に影響を及ぼすのは、ダイエットを始めて7ヶ月後のこと。
10kgの減量に成功した時でした。
ダイエットが原因で体に異変
極端な食事制限で10kg痩せた結果、生理が遅れるようになりました。
仕事は、この時にはすでに退社しています。
そろそろ二人目が欲しいし念の為、病院に行こう。
二人目の事を抜きにしても、これまで生理周期に大きなズレはなかったし、ダイエットが原因なのは明らかなので、病院にいく事にしました。
この時、私は「病院に行けば、すぐに妊娠するだろう」そう、思っていました。
ここから、不妊治療をしていく事になるなんて想像もしていませんでした。
病院での診断
私は、家の近くにあるクリニックへ。
血液検査の結果・・・
黄体機能不全(おうたいきのうふぜん)とは、黄体が十分に機能せず、排卵後に子宮内膜を妊娠に適したで維持しておくための黄体ホルモンの分泌が不足している状態のことである。
排卵後、正常より短い日数で子宮内膜が維持しきれなくなって頻発月経や不正出血を起こしたり、着床困難による不妊の原因になったりする。
引用:Wikipedia
病院に行った時は「生理が順調に来るように治療する」ぐらいの気持ちだったので、まさか不妊と診断されるとは思っていませんでした。
カルテに書かれた【不妊】の文字が見えて、ショックだった事を覚えています。
昔だったら、不妊の診断をされない数値(ホルモンの数値)。
でも、最近では甲状腺が不妊に影響していると言われているので内科にも行った方が良いです。(紹介状をもらいました)
内科での治療は、2~3ヶ月に1回でした。
不妊治療の内容
私が受けた不妊治療の内容。
内科での治療
内科ではまず、甲状腺のエコー検査(1回のみ)からスタート。
甲状腺エコーでは、ホルモンに異常があるのか腫瘍があるのかを確認します。
結果
エコーでの異常なし
続いて、血液検査。
結果
血液検査の結果、内科でも黄体機能不全という診断。
チラージンSの服用開始
内科での治療方法として、チラージンSを服用する事になりました。
不妊治療をしていた間、チラージンの量を増やすこともありました。
チラージンは、妊娠後に服用しても問題ないそうです。
クリニックでの治療
クリニックでは、排卵の確認を中心にタイミング・通水検査・人工授精を行いました。
①タイミング
クロミッドを服用して、タイミングとるべき日を確認する為、生理が終わったら何度か産婦人科に行き排卵の状況をチェックします。
私の場合、排卵までにすごく時間がかかるタイプでした。
排卵が予想出来たら・・・
その後、実際に排卵がされたのか、排卵前なのかをクリニックで確認してもらいます。
このタイミングで、フーナーテスト(ヒューナーテスト)を1回だけ行いました。
フーナーテストでは、タイミングをとった翌日朝などに病院に行き、子宮入り口の粘液を採取。
顕微鏡で精子の動きを確認します。
結果は、精子に問題はなし。
もし、生理が来た場合に備えて、この時にクロミッドをもらう事が多かったです。
②通水検査
通水検査は、卵管の詰まりを確認する検査です。
造影剤を卵管に注入します。
この検査は、痛いと感じる方も多いようです。
私は子宮に違和感はありましたが、痛みは感じませんでした。
終わった後に、少し出血はありました。
通水検査では、検査後の出血はよくある事みたいです。
(出血があまりにも多い、量が気になるという場合には、病院へ)
通水検査をすると、妊娠しやすいゴールデン期が6ヶ月続くと言われています。
残念ながら、私はこの期間には妊娠しませんでした。
③人工授精(4回)
私の場合、人工授精は4回行っています。
人工授精の流れってどんな感じなんだろう?
②排卵しそうなタイミングで、人工授精の実施を決定
卵子の状況によっては、排卵を促す為のHCG注射を打つこともありました。
HCG注射を打つと、36時間後(以内)に排卵。
※排卵しないケースもあるようです。
③朝一で、精子を採取し病院からもらったケースに入れる
持っていく時、タオルなどでケースを包んだり(温めたり)するのはNG。
④病院で精子を洗浄・濃縮して精子の運動率を上げる
この洗浄・濃縮は、行わない病院もあります。
洗浄・濃縮は1時間程、待機。
実施後、15分程ベットで休憩し人工授精終了。
私の場合、人工授精3回目からクリニックを変えました。
病院を変えれば、結果が変わるかもという期待があったからです。
内科は、変わらず受診して甲状腺ホルモンの状態を確認していました。
人工授精の1回の料金は、2万円程
4回やりましたが、妊娠はしませんでした。
4回やっても、妊娠に繋がらなかった為、人工授精は止めてタイミングで治療をしていく事にしました。
妊娠が分かった時
妊娠が分かった時にこれまでと違かった事は、内科での血液検査の結果でした。
内科の先生によると・・・
ちなみにこの検診の前まで、チラージンの量は増えても減ることはなく、この時始めて良い結果が出ました。
これまで2年間、妊娠出来なかったので先生の言葉を聞いても信じられませんでしたが、その月にタイミングで妊娠。
私の場合、妊娠しない原因に、甲状腺ホルモンの影響が大きかったようです。
黄体ホルモンはいつまで必要?
黄体機能不全だと、妊娠しにくいだけではなく流産しやすいと聞いたけど、妊娠中は流産の危険が続くの?
黄体ホルモンが必要とされるのは、妊娠8週~10週程(妊娠3ヶ月)と言われています。
その時期を過ぎると黄体ホルモン注射を終了するのが一般的です。
妊娠に必要なホルモンは、自分の体で作られていくので黄体ホルモン不足による流産の可能性は低くなります。
私自身、不妊治療を続けてきてやっと妊娠できたので、黄体ホルモンの事は気になって先生に確認しました。
黄体ホルモンの影響が、妊娠中ずっと続いてしまうのではと思っていたので安心しました。
その後の治療
甲状腺の血液検査は、出産後にも受診が必要。
妊娠に関係なく、甲状腺のホルモンチェックは行って行こうと思います。
2人目不妊で思うこと
不妊治療をする中で、知り合いに「一人いるからいいじゃん」「私はすぐ妊娠するよ」と言われた事もありました。
2人目が欲しいから治療をする。でも出来ないというのは二人目であっても辛かったです。
「諦めたら出来るよ」という言葉も嫌でした。
「どう考えても、黄体ホルモンを打たないと排卵しないし、諦められたら病院通わないよ。」そう思っていたからです。
妊娠しやすくなると言われている、サプリメントや果物を食べたり、二人目が出来たことを妄想したり、諦めたり。
不妊治療をする中で、沢山の浮き沈みがありました。
私自身が不妊治療中に不妊治療の経験談をネットで探して見ていた事もあり、今回、1つの例として参考になればとブログを書くことにしました。
最後まで、ご覧いただきありがとうございました。